紙の弱点を生分解性フィルムで補強!
新世紀の高機能 「紙マルチ・ロータリー」についての資料
■はじめに
(株)三和コーポレーションの特許に基づき開発された生分解マルチの誕生です。
マルチシートとしての目的をすべてクリアーし従来のポリマルチ・紙マルチの欠点とされている回収・廃棄・苗焼・風に弱い・厚く重い為に長尺物がない・地温をあげることが出来ない、価格が高い等の問題を解決しました。
ロータリーマルチはフィルムと紙の長所のみを併せ持つパイプリツドなマルチシートです。
■特長
(1)土中で自然分解するので鋤込みができ回収・廃棄が省力化出来る。
(2)シートの裏表が白・黒に色分けされ作物に合せた地温調節が出来る。
(3)シートの裏、表どちらの場合も遮光率が高いので雑草が生えません。
(4)環境破壊につながる廃棄物を出さないので作物・土壌に安全です。
(5)厚さが薄く丈夫で伸ぴないのでマルチャーでの展張が楽です。
■使用方法
(1)一般のポリマルチの場合と同様です。植付け予定作物の畝巾に合わせて用意下さい。
(2)手張り及ぴマルチャーの使用が可能です。
促成栽培には黒面を上に、抑制栽培には白面を上にして使用下さい。
(3)植穴はマルチカッターが使用できます。
手作業の場合は十文字に切れ目を入れて植穴として下さい。
(4)収穫後は鍬・トラクター等でそのまま鋤込みして下さい。
栽培中での中耕・土寄せ作業は可能です。
■使用上の留意点
(1)雨降り、圃場が濡れている時は避けて下さい。
(2)マルチャーによっては土寄せ部の端にカが加わり破れる事があります。
その時は中央口ーラー、ガイド等の前方位置を移動し中央部の張りを強く調整して下さい。
(3)紙部の分解は地中部分で約1ケ月位で分解を始め、地上部分で約1〜2ヶ月後から
劣化が始まり、ポリ部分は地中部分で約2ヶ月位で強度が半減します。
その後徐々に劣化し5〜6ヵ月後にはほとんど強度はなくなります。
地上部分は約1〜2ヶ月位から劣化が始まります。
(4)ローターで鋤込み時は低速度、高回転ローターで作業してください。
シートは小さく粉砕され分解も早くなります。
各種マルチ使用時の地中温度変化 (地表面下5cmのマルチ内温度)
兵庫県山南町 三和コーポレーション試験農場にて測定(’98年2月1日)
1.ハタケキオン 直射日光の当たらない、通風の良い小屋の軒下部分
2.ハタケシツド 地上1.2mの高さにて測定
3.ロ−タリークロ ロ一タリー・マルチの黒面を表面として、地中5cmの温度変化
最高気温より7℃地温を上げ、保温効果にて地温を気温より5〜10℃高く保ちます。
4.トウメイマルチ 農ポリ透明を使用した、地中5cm温度変化
最高気温より4℃地温を上げ、保温効果にて地温を気温より5〜7.5℃高く保ちます。
5.クロポリマルチ 農ポリ黒色を使用した、地中5cmの温度変化
最高気温と同等の地温で、保温効果にて地温を気温より3.8〜5℃高く保ちます。
6.マルチナシ マルチ無しの路地畝の、地中5cmの温度変化
最高気温と同等の地温で、保温効果にて地温を気温より3.1〜5℃高く保ちます。
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