【荷役用品とバンド類、どう選ぶ?】現場で失敗しない物流資材の賢い使い分け術
- 三和コーポレーション 広報
- 4月15日
- 読了時間: 3分

物流・倉庫・建設現場など、多くの「現場」では日々、資材の運搬や梱包が行われています。
その中で必ず登場するのが「荷役用品」と「結束バンド類」。
ですが、実際にはこんな声も…
「スリングベルトとバンド、どう使い分けるのが正解?」「PETバンドとPPバンドの違いがわかりづらい…」
今回は、三和コーポレーションで取り扱っている製品を例に、現場でよく使われる荷役用品とバンド類の違い・選び方を、現場目線でわかりやすく解説します!
🧰 荷役用品とは?
「荷物を持ち上げる・運ぶ・吊るす・支える」といった作業に使われる道具です。
✅ 主な製品例:
スリングベルト:吊り上げ作業に最適。柔軟で傷が付きにくく、重量物の移動に活躍。
ラッシングベルト:荷崩れ防止やトラック内での固定に使われる。
シートモッコ:荷物などをクレーン等で吊るすための補助道具。
📦 活用シーン:
建設現場での資材吊り上げ
フォークリフトの入らない場所での荷物移動
トラック積載時の荷物固定
🧵 バンド類とは?
「荷物をまとめる・締める・固定する」ための資材で、主に梱包作業や出荷前の固定に使われます。
✅ 主な製品例:
PPバンド(ポリプロピレンバンド) → 軽量で扱いやすく、小口梱包に最適。コストも抑えられる。
PETバンド(ポリエステルバンド) → 強度が高く、重梱包やパレット固定に◎。再生PET使用タイプもあり、環境対応製品として人気。
📦 活用シーン:
ダンボールの結束
パレット荷物の固定
重量物の出荷前梱包
⚖️ どう使い分ける?ポイント比較
目的 | 適している資材 | 理由 |
荷物を吊る・持ち上げる | スリングベルト・シートモッコ | 安全に持ち上げる構造設計 |
荷物を固定する | ラッシングベルト | 可動しないようしっかり締める |
梱包してまとめる | PPバンド | 軽い物・簡易結束に◎ |
重い荷物を強く結束 | PETバンド | 強度と信頼性が必要な時に |
💡 現場でよくあるミスと対策
❌ PPバンドで重量物を締めて破損… → → PETバンドに切り替えが◎!
❌ スリングベルトを雨ざらしで放置して劣化… → → 使用後は乾燥・点検・定期交換が重要!
❌ ラッシングベルトの緩みから荷崩れ事故… → → ベルトの摩耗チェック&正しい締め付け角度を意識!
🏁 まとめ:作業内容と荷物の性質で選び方が変わる
「持ち上げる・運ぶ」には荷役用品、「まとめる・固定する」にはバンド類。それぞれの役割を理解して正しく使い分けることが、事故防止・作業効率化につながります。
三和コーポレーションでは、現場の用途に合わせた資材選定のご相談も承っております。最適な道具選びで、より安全でスムーズな現場づくりを一緒にサポートさせてください!